催眠療法 実例

当センターで実際に催眠療法を行なった、クライアントの方の事例をご紹介します。

19歳男性 赤面

高校生の頃から赤面症で悩んでいました。人と話をする時、買い物をする時、また暖房の効いている所に入った時等、ちょっとしたきっかけですぐに顔が赤くなっていました。でも、催眠療法を受けたら、1回のセッションでまったく赤面しなくなりました。10回コースで申し込んだので、残りのセッションはもっと積極的になれるように性格改善をお願いしました。これも1〜2回のセッションで随分と効果があり、特に人間関係の面では、かなり積極的に振るまえるようになったと思います。自分は演劇をやっているので、先生が教えてくれた自己催眠法を役作りに活用していきたいと思っています。

29歳女性 ダイエット

私は、過食というほどではないのですが、子供の頃から食べることが大好きで、毎日人の2倍は食べるのが当たり前になっていました。そのため体重は90kgを優に超していて、動くのがおっくうだし、医者からも常に「痩せなさい」と忠告されていました。ダイエットの経験は何回かあるのですが、いつも途中で挫折してしまい、反動で食べるようになって結果的にはかえって太ってしまうということの繰り返しでした。

催眠ダイエットが他のダイエット法と違うのは、我慢することなく自然と食欲が減ってくるという点です。催眠のおかげで食事の量も人並みとなり、しかもイライラすることもありません。15回通って13kg体重が減りました。また、あれほど運動嫌いだったのがスポーツ・ジムに通うようになり、今では体を動かすことが楽しくなっています。このまま続けていけば、もっとスリムになり、理想の体重にまで落とすのも夢ではないと思っています。

35歳男性 対人緊張あがり症

私は2年前に職場の人間関係のあつれきや過重労働のせいで自律神経失調症となり、1ヵ月間の入院生活を余儀なくされました。そして、これがきっかけとなって、人の目が非常に気になるようになり、対人場面で極度に緊張するようになってしまいました。大勢の人前で話す時には、緊張のあまり全身が激しくふるえてしまうありさまでしたし、日常会話でも動悸がして手がふるえてしまう状態でした。相手が友人や同僚であっても緊張してしまうのです。だから、人と一緒に食事をすることも苦痛でしたし、酒の席に出ることも恐くて仕方ありませんでした。また、結婚式の受付等で字を書く時もふるえで思うように書けませんでした。

池袋YM心理センターにお世話になって、まず2回目の催眠が終わった時点で日常会話が苦痛ではなくなりました。また、4回目頃から人と平気で食事ができるようになりました。途中、仕事が忙しくて中断してしまった時期があったのですが、7回目の後久し振りに人前で話す機会がありました。新入社員の研修会で説明することになったのですが、始まる前は不安で逃げ出したい位でした。でも、話し出したらどうってことなく普通に話せたので自信がつきました。同じ頃、同僚の送別会があったのですが、お酌をする時も手がふるえることはありませんでした。まだ人前で字を書く場面はないのですが、この分なら大丈夫だろうと安心しています。

29歳女性 アダルト・チルドレン

私は両親が嫌いでした。父は自分勝手な人で、常に子供のことよりも自分のことを優先させる人でした。母は父と仲が悪く、そのためにいつも不機嫌で怒ってばかりいました。だから私は子供の頃から両親の顔色を伺いながら育ってきました。いつも二人に気を遣っていたし、ある意味では、私が二人の親みたいな感じで立場が逆転した親子関係でした。そのせいで、他人に対しても自分を抑えるようになってしまい、対等に人と付き合うということができない人間になっていました。まず本音で人と喋るなんていうことはとんでもないことだったし、知り合いは沢山いても、友達と言える人はほとんどいない状態でした。いつも心の中は寂しいし、生きていて楽しいと思ったこともありません。

池袋YM心理センターは、知り合いのお医者さんに紹介してもらったのですが、毎回退行催眠(年齢退行)をしてもらいました。その度に小さい頃の悲しい出来事が甦ってきて、随分と涙を流しました。10回コースを受けたのですが、3回目のセッションが終わった頃から心が軽くなっていることに気づきました。人に対してそんなに肩肘張らなくなったし、今までだったら絶対人には言わなかったようなことを平気で口に出している自分にびっくりしました。あとで先生から聞いたのですが、単に過去に戻るというのではなく、そこで過去の書き換えをしていたそうです。それと催眠中に気づいたのですが、私は自分が思っていたよりも、ずっと両親に愛されていたんだということがわかりました。そのせいか、最近は両親に対しても随分と優しくできるようになったと思います。

25歳男性 過敏性大腸症候群

入社して半年ほど立った頃のことでした。ある日、朝の通勤電車の中で急に便意を催しました。最初、会社に着くまでは何とか我慢しようと思ったのですが、どうしても堪え切れなくて、結局は途中下車して駅のトイレに駆け込む羽目になりました。その日はたまたま腹の調子が悪かったのだろう位にしか思わなかったのですが、何と翌日やその次の日も同じ目に合ってしまいました。それ以来、通勤電車に乗る度に緊張してしまい、腹痛が起こるようになりました。それまでは快速電車で通っていたのですが、いつトイレに行きたくなるかわからないので、各駅停車にしか乗れなくなってしまいました。これは困ったと思い病院(内科)に行なって腸の内視鏡検査も受けたのですが、精神的なものだろうと言われるだけでした。神経科に行なって3ヵ月間薬を飲みましたが、改善されませんでした。そんなこんなで、4年以上立ってしまいました。

そして、今回初めて催眠療法を受けたのですが、最初の内は特に変化はありませんでした。効果が出てきたと思ったのは、7〜8回目あたりからです。毎日腹が痛くなっていたのが、何ともない日が時々でてくるようになったのです。そして、13回目のセッションを受けたあたりでほとんど腹痛もなくなり、当然トイレにも行かなくて済むようになりました。今日で15回コースも終わりです。まだ快速に乗るのは不安ですが、少し様子を見てみたいと思っています。

27歳女性 不安神経症(パニック・ディスオーダー)

私は3年前に離婚をして実家に戻り、現在は家事手伝いをしています。戻った当初、独身の頃と違って両親に申し訳ないという気持ちから、実家にいても何か居心地の悪さを感じながら毎日を過ごしていました。そんな時、ある日スーパーで買い物をしている時に、急に激しい動悸と呼吸困難に襲われ、その場に倒れ込んでしまいました。このまま死んでしまうのではないかと思う位に息苦しく、心臓が破裂しそうでした。救急車で運ばれた病院ではパニック発作と診断され、心臓には異常はないと言われました。でも、それ以来外出するのがこわくなり、一人ではとても出かけられないようになりました。だから、池袋YM心理センターに通うのも、最初の内は必ず母についてきてもらっていました。

5回目のご指導の時に、先生から一駅だけ一人で電車に乗ってみるという課題を出されました。そう言われた時は、そんなの絶対に無理だと思ったし、先生にも「ダメです」と言ったのですが、説得されて条件つきで実行することになりました。条件というのは、自宅のある駒込の駅から次の巣鴨まで乗って行くというものでした。母が巣鴨のホームで待っていてくれるという安心感があったのと、催眠の中でイメージ練習をして慣らしたのが良かったのか、発作も起こらず、何とか一駅持たせることができました。それから何回かの催眠指導を受けながら、巣鴨までだったのを、大塚までに延ばし、更に池袋まで延ばすというように、課題もステップアップしていきました。そして今では、母の付き添いなしでも池袋YM心理センターまで通えるようになりました。まだ池袋から先は行なっていませんが、もうしばらく催眠指導を続けて頂いて、どんどん遠くへも行けるようにしたいと思います。

38歳男性 インポテンツ

35歳の頃から、夜の生活がうまくいかなくなりました。性行為の際、インサートしても途中で萎えてしまったり、最初から全然勃起しなかったという状態が続くようになりました。そうなると、夜が来るのがこわくなり、妻には申し訳ないし、かといって自分ではどうすることもできず、悶々とした毎日を送っていました。人に相談できるようなことではないし、どうしたものかと悩んでいましたが、書店で武藤先生の「催眠術完全マニュアル」を見つけて「これだ!!」と思いました。そして、早速お伺いし、15回コースを受けることに致しました。

結果は、大変満足のいくものでした。緊張が取れてリラックスできるようになったせいか、それこそ先生の言われるように無邪気な気持ちでスキンシップが楽しめるようになりました。妻も喜んでおります。不思議なもので、セックスの問題が解決すると、仕事面でも随分と自信が持てるようになりました。男にとって性の問題というのは、決して侮れないものだと思いました。

22歳男性 正視恐怖

僕は高校生の頃から人と話す時に相手の目を見ることができなくなり、それが気になって顔もひきつるようになってしまいました。だから、友達や同僚と話していても会話に集中できないし、楽しくありませんでした。でも、池袋YM心理センターで催眠を受けてからは、平気で話せるようになりました。視線のことなんか考えないで自然に話ができるし、顔もひきつらなくなりました。人と接することに自信が持てるようになったので、今はホームヘルパーの資格を取るために頑張っています。

52歳女性 不眠症

2年前に自宅の前で1ヵ月間、毎晩道路工事が続き、騒音と振動でなかなか寝つけなくなりました。床に入っても、まんじりともせず、夜中の2時か3時になってようやく寝ついても、ちょっとした音ですぐに起こされてしまいました。工事さえ終われば眠れるようになるだろうと心配もしていなかったのですが、終了後も眠れないままでした。これはまずいと思い、お医者さんで睡眠薬をもらって飲んだりしたのですが、寝つくことはできても、2〜3時間で目が覚めてしまい、あとは朝まで眠れないという毎日でした。

何かいい方法はないものかと探しておりましたところ、本で池袋YM心理センターのことを知り、ひょっとしたら眠れるようになるかもしれないと思い、お伺いしました。私の場合、催眠をかけられると、その場で眠り込んでしまい、先生に催眠療法ではなく睡眠療法だと笑われました。でも、おかげさまで家でもよく眠れるようになり、夜中に目が覚めることもなくなりました。7回目が終わった時点で薬を飲まなくても眠れるか試してみようと思いました。そうしましたら、先生から頂いた自律訓練法のテープを聴いている内にコロッと眠ってしまいました。それからは、薬は一切飲んでいません。最近は、テープではなく自分で自律訓練法の暗示を繰り返している内に、いつの間にか眠ってしまうようになっています。