たとえば、あがり症の場合…

例えば、あがり症の場合…ここで「あがり症」の人を例にとって説明してみましょう。 人前でスピーチや挨拶をする時に緊張して思うように話せないという人はたくさんいます。 当センターにも「あがり症」の人が大勢通われていますが、そういう人のほとんどが過去に人前で話をした時にものすごく緊張してしまい、 心臓の動悸が激しくなって声がふるえたり、体もふるえたり、ひどい場合には頭の中が真っ白になったりという体験をしています。 一度そういう体験をすると、ほとんどの人が人前で話をするたびに条件反射的にあがってしまうようになります。

これは最初にあがってしまった時の体験が、強烈なマイナス・イメージとなって潜在意識に記憶されてしまっているからです。つまり暗い情報です。 その暗い過去の記憶が人前に出ると浮上してきて、それが不安を呼び起こし、今度はいわゆる自律神経に作用して、心臓がドキドキしたり、 喉がからからに渇いたり、声がふるえたり、頭にカーッと血がのぼったりと、結果的にあがってしまう羽目になるのです。 意識では「あがらないようにしよう、しよう」と頑張ってみても、潜在意識にこびりついているマイナス・イメージが強いので、それに負けてしまうのです。

催眠イメージ・コントロール法

そこで「あがり症」を解消するには、潜在意識の中にあるマイナス・イメージが働かないようにする必要があります。 当センターでは、こういう場合に催眠イメージ・コントロール法という方法を使ってイメージの転換を行ないます。

具体的には緊張して舞い上がってしまっているようなマイナス・イメージを、人前でも落ち着いて話ができたり、 堂々と振る舞っているようなプラス・イメージに転換していくのです。

よく多くの成功哲学の本には、「よいイメージ(つまりプラス・イメージのことです)を浮かべましょう」といったことが書かれていますが、 実際にどのようにイメージを浮かべていったらいいのかはあまり説明されていません。それに普通の覚醒状態ではイメージを浮かべることは容易にはできません。

催眠イメージ・コントロール法しかし、催眠状態ではイメージが浮かびやすくなるし、催眠誘導をする側(セラピスト)がうまくリードしていきますので、 プラス・イメージをありありと浮かべることができるのです。当センターでは、まず催眠状態でマイナス・イメージの効力を失わせ、 逆にプラス・イメージを新たに潜在意識にインプットしていきます。これによって失敗癖や緊張癖などの問題を解消することができるのです。

これが情報を書き換えるということですが、情報の書き換え方にはまだ他にもいろいろな方法があります。 たとえば、強烈な心理的トラウマを解消するには、退行催眠が有効な方法となります。 また、考え方を変えることで現実の生活や対人関係が改善されることがありますが、その方法として思考転換法があります。催眠療法には様々な方法がありますので、 詳しくは次の「YM式催眠療法の特徴」をご覧ください。